勉強と選択
ここ1-2年くらいでなんとなく思ったこと。
それはふと「勉強なんてやってて意味があるんか?」と思ったことがきっかけで、結論としては、「勉強自体は役立たないが、それによって培われる"多くの選択肢から適切なものを選びぬく能力"は必ず役立つ」ということです。
他にもあるような気もするけど、これはなんとなく正しい気がします。
私は結局24歳になった今も、別に浪人したりタブったりしているわけでもないのに学生をやっているわけで、恐らくは勉強のみに専念する時間が人より長かったと思うんだけど、そうなると、上にも書いたような「勉強なんてやってて意味があるんか?」という疑問を抱かなくもない。
ネット上では「学校の勉強とか意味ねえだろ!」なんていう意見をよく見かけるし、なんなら自分もそう思う。
小学校の時の勉強は別として、高校の勉強の大半は高校卒業したら一生使わない気がする。
大学もたまに就職予備校と言われる場合があるように、勉強しに行くところというよりも別の目的の人が多そう。
でも、自分の周りには勉強を頑張ってきた人が多くて、そういった人はそうでない人とどういうところが違うのかを少し気にしながら見てみました。
そこで思ったのは上にも書いたように「多くの選択肢から適切なものを選びぬく能力が高い」のではないかということです。
まあ、これは周りの友人や先輩を見てて直感で思ったことで、その時点では何も後ろ盾となるものはないです。
でも、ちょっと考えてみた結果、それは少なからず関係があるんじゃないかとも思います。
少し難しい文章を正しく読み取るとか、物理現象の原因は何だとか、そういったことができたり知ってたりすると、こいつの言ってることは明らかにおかしいとかがわかるのはよくある話。
ぱっとみ、これのどこがいいのかよくわからなくても、その複雑な機構が理解できるからこそ、それを買ったほうがいいと判断できるとかね。
そういうのはやっぱり勉強とかで培われる読解力やら理解力、知識とかで結構変わってくると思うんだよね。
しかも、その日々の正しい選択の積み重ねがより良い生活につながると思うと、結構重要なんじゃないかな。
なので、勉強するにあたって、知識だけがどうこうではなく、それを通じて成長するということを念頭に置いて頑張るのもいいかもしれません。