テネットを観終わったら、置いてけぼりにされた気分になった話
またまた、多少のネタバレが入ってしまいます。
本日、初めてテネットを鑑賞してきました。
前情報は極力何も入れず、基本的には劇場で観たプロローグくらい。
で、初見の感想としては、正直なところ今ひとつでした。
いや、面白いといえば面白かったんだけど、もう少し詳しく言うと、あの終盤でのニールによる脱出劇のあとに後1時間くらいのボリュームがあればと思ってしまった。
というのも、前半のシーンはかなり説明が端折られていて、なんだか違和感みたいなのがあったというのと、中盤以降の順行と逆行の切り替わりや、前半のシーンの伏線回収などの嵐に対して私の頭がなかなか追いつかず、やっと理解でき始めて「すげー」ってなりかけたところで終わってしまったという感想。
やっと話を追えるようになったのと、主人公とニールとの関係性もわかったので、その状態で冒頭のオペラのシーン以降(以前)も含めての内容も見てみたかったという気持ちが生まれてしまった分、直後にエンディングになってしまったため、なんだか置いてけぼりにされた気分になってしまった。
鑑賞後もあれこれ考えてみるものの、追いきれていないところがあまりにも多すぎて、モヤモヤ状態でした。
しかし、ネットであれこれ調べ、流れを理解していくうちに、細かなところまで作り込まれた内容になっていることがわかりました。
ただ、目まぐるしく変化する状況の中で、あの内容を初見で理解するのはかなり難しいのではないかと思ってしまいます。
一方、映像表現としては屈指の迫力でした。
特にあのカーチェイスのところについては、流石と言わざるを得ません。
で、どうするのか。
もう一回観てきます、明後日。
一通りストーリーを押さえた上で、もう一度リベンジしてきます。
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追記
これ、かなりわかりやすいです。
と同時に、ここまで考察できているのが本当にすごい。
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更に追記
これもかなりわかりやすい。
流れがかなり明確になります。