MMCX端子の接触不良の話(追記)
以前にUM Pro30というイヤホンを購入し、およそ2年ほど使用した後に右側だけ接触不良が頻繁に起こるようになりました。
掃除したり、接点復活剤を試したり、リケーブルしたりとあれこれ試したけども結局接触不良は直らず、これは恐らくMMCXのメス端子が終わってるんだろうという結論に達したまま放置していました。
で、先日なんとなくメス端子を左右で見比べると、僅かに形が異なっていることに気づきました。
接触不良が起こらない方は楕円形、起こる方は円に近い形。
で、ネットで調べるとどうやらメス端子は円筒状でありながら二つに分かれており、上から見ると楕円状になっているのが正常らしい(下図参照)。
購入してしばらくは丁寧に扱ってたけど、後の方は少し雑に扱ってしまったからかな。
ということで、今日ピンセットで右の端子を楕円形に歪ませました。
先が細いピンセットだと力が加わりにくいので、歯科用ピンセットでやりました。
ここで端子がパキっといくと終わりなのでここは慎重に。
で、その結果今のところ接触不良の問題は解消されてます。
しばらく様子を見てみるかね。
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この記事を書いてからおよそ3ヶ月ほど経ったので追記
この記事を書いて以降、右側の接触不良は起こらなくなりました。
今のところ問題なく音が出ているので、結局は上に書いたようにメス端子が歪んでたことが原因だったようです。
あと、歯科用ピンセットっていうのはググってもらえばわかりますが、先がくにゃっと曲がってるピンセットです。
この記事だけはちょくちょく見に来てくださる方がいらっしゃるので、参考になればと思います。
ただ、同じようなことをして端子が壊れても責任は負えませんので、自己責任でよろしくお願い致します。