就活の所感
有難いことに、先日行きたかった企業から内定を頂けたので、私の就活の所感、来年以降就活する人に対して何か有益な情報をと思い、自分がやったこととかを書きなぐっていこうと思います。
私は現在某国立大学の修士2年で、技術系で就活をしました。
その中で重要だと感じたことは
・確かな情報
・SPI対策
・文章構成能力
・自己分析
・冷静な受け答え
・面接後の振り返り
かなと思います。
以上の6点について私がやったこと、もしくはやっておけばよかったことを以下に書いていきます。
・確かな情報収集
周りに就活を終えた先輩がいるのなら絶対に聞いたほうがいいです。
その他にも就活情報サイトやらを活用するのも有り。
個人的に使ったのはリクナビのSPI性格検査とみん就の内定者日記です。
特にみん就の内定者日記は過去に面接で聞かれたことなどが書いてあったりするのでかなり見ました。
それ以外は大して使ってないかもしれない。
しかし、最も大切なのは同じ研究室の同期からの情報でした。
広い交友関係がある人なら、それだけさらに有利になるということです。
また、情報については、正確なものであれば多くありすぎて困ることはないので早めに収集を始めるのが吉です。
私は3月に入ってから動き始めたので、情報がない中での就活は非常に恐ろしく感じました。
インターンの時期に一度自分の興味のある企業やら今まで関心がなかった企業など、色々見てみるといいかと思います。
あとは某掲示板などを覗いてみるのも良いかもしれません。
他の同年代の人達がどういった就活をしているのか、その雰囲気がわかるかもしれません。
・SPI対策
最初はそこまで必要性を感じていませんでしたが、実際に受験した結果対策の必要性を感じました。
問題は難しくないですが、限られた時間で正しい答えを導くことが意外と難しいのです。
そこで私がやったことは、問題に慣れるために「これが本当のテストセンターだ! 」っていう青い本を一周(推論は面倒だったので殆どノータッチ)したあと、study proっていうSPIの問題を時間を測って解くスマホのアプリを買って、言語・非言語をそれぞれ一周やりました。
別にこれステマとかじゃなくて、時間を測って問題を解くトレーニングができたらなんでもいいです。
あと、SPIの他に玉手箱やらなんやらもあるかと思いますが、基本的に自宅受験型の試験は他の人に協力してもらうのがいいかと思うので、対策はしませんでした。
・文章構成能力
これはESのことです。
私の同期や先輩のESを見た上での考えですが、ESを書く際に最も重要な事は、アピールできる実績ではなく相手に伝わる文章を書く能力だということです。
もちろん過去にいろんなことをやっててアピールできることがあるのは良いのですが、文章がめちゃめちゃだとそもそも読む気が失せるのです。
同期とESの読み合いをすることが多々あったのですが、文章構成能力がない人が書いた文章は、最終的に何を言いたいのかわからなかったり、前後の文章で飛びがあったりして、読んでてうーんとなります。
流れがおかしい文章を読んで、おかしいと思えるなら最終的には綺麗な文章が書けると思いますが、それが難しい人はまず起承転結を意識することが良いかと思います。
ただ、いきなり出来るようなものでもないと思うので、わからないときは他の人に自分が書いたESを見てもらうのがいいかと思います。
・自己分析
よく聞くやつだと思います。
自己分析ってなんや、それをやる意味はなんや。
実際にESを書いて面接を受けるまで正直意味がわかりませんでした。
ですが、就活を終えて思ったのは、自己分析とは「自分の行動・判断・決定などの理由を自分で理解するため」に行うものだということです。
基本的に人間の行動というのは本人の考えに基づくもので、その根っこにあるものがその人に人間性となります。
どうしてもやりたくてやる場合もあれば、これをやると他の人が喜ぶだろうからやろうとか、言われたから仕方なくやろうとか。
ですが普段そんなものを意識せずに無意識に判断することが多いので、面接に何も考えずに挑むと、ESに書いた昔のことを掘り下げられてうーんとなるのです。
そうならないためにも、自分はどういう人間なのか、普段どういった考えに沿って行動をしてるのかというのを今一度自己分析をして再確認するのをおすすめします。
じゃあ具体的に自己分析ってどうするのか。
正直良くわかりません。
ネットを調べたら自分史を書いてみるとか書いてあったが、なんだかめんどくさそう。
自己分析は、要はESを書くときのネタ作りと面接でちゃんとした受け答えができるようにするための下準備なので、それに関わる内容のもの以外は深く掘り下げる意味はあまり無いように感じます。
ですので、まずはESに書けそうなことを色々考えてみて、それについて深く考え、どういう理由でそういうことをしたのか、そこから得られたことは何か、入社後活かせることは何かといったことを考えたらいいかと思います。
ただ、時間に余裕があって尚且つ自分を本当の意味で理解したいのであれば、自分史を書いてみるのも悪くないのかもしれません。
・冷静な受け答え
これは面接の話。
コミュ障人間にとって一番の鬼門が面接での受け答え。
面接において一番まずいのが質問に対してちゃんと答えられないこと。
そのための良い対策は、予め質問に対して答えを作っておくこと。
実際問題、面接で聞かれる質問は限られています。
ネットで検索したら「面接で聞かれる質問〇〇個まとめ」とかがあるので、それについて予め全部答えを考えておき、メモしておくといいと思います。
私の場合は技術系なので、自分の研究に関する質問も含め、全部で100個くらいの質問に対して予め答えを用意しました。
ただ、ここで注意してほしいことは、ただ適当に答えを用意するだけではなく、面接官が納得できるような回答を用意すること。
そのためにはそれぞれの質問の意図を把握することが重要です。
あとは、面接の時の表情というか、雰囲気もかなり重要。
これについては正直そこまで意識できてなかったからあまりアドバイスできないけど、例えば清潔感であったり、少し笑顔を作ったり、しゃべり方であったり、そういったところの印象というのは100%面接の結果に影響します。
なので、出来るなら面接の練習も誰かに手伝ってもらって、他人からアドバイスをもらうのがいいかと思います。
難しいのなら、鏡の前で喋ってみて、どんな感じで相手に伝わりそうかを自分で確認してみること。
・面接後の振り返り
これは言葉の通り。
面接が終わったあとは、できるだけすぐに面接で聞かれたこととそれに対する自分の返答、うまく返答できなかった質問を振り返るようにした方がいいです。
色々突っ込まれた結果うまく返せなかったのなら、それは自分の中でまだ曖昧になっている証拠。
そういうときは改めて自分のなかで色々考えて答えを出す事が必要です。
別の機会でおなじ質問をされることなんて当たり前のようにあるだろうしね。
他にも色々あったかもしれないけど、こんな感じ。
今見なおしても、一応色々考えて就活やってたんだなと。
適当に書きなぐった文章ではありますが、何か参考になる情報が少しでもあればと思います。